G3アタッシュケースのボディは、このように一つ一つ熟練した職人によって製作されます。とくにボディの肩の部分へ編み目を少しずつずらしながらカーボンクロスの張り込む技術は大変高度なものです。
オートクレーブと呼ばれるカーボンを硬化させるための釜。型に張り込まれたカーボンはこの中で何時間もかけて加熱圧縮されて硬化します。釜から取り出された時には金属に匹敵する強度と美しい表面を兼ね備えています。

はじめは、このようなエポキシ樹脂が染込んだカーボン繊維を編んだ「布」を冷凍庫から取り出すところから作業が始まります。注意深い取り扱いが必要です。近年CFRPは航空業界を中心に需要が高いため、その価格も高騰しています。

右側の青いものが、G3アタッシュケースの型です。前述の「カーボン繊維の布」をこの型には手作業ではめ込んでいきます。

職人が時間をかけて丁寧に型にはめこんでいきます。この時の作業の質が最終製品の美しさ、ひいては強度にも影響してきます。特にG3のような小さなRをもつものは、仕上がりの質が顕著に出てきます。

丁寧でかつまねの出来ない技で型にはめ込まれた一枚のカーボン繊維の布が、オートクレーブの中で加熱圧縮されて、このような美しいカーボン製のボディーが出来上がります。


G3アタッシュケース
G3スペック

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